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度目を変える事でつま先を絞っています。
さっと編めて暖かいルームシューズです。太めのピッチの編み機におすすめです。
サンプルデータ
使用編み機:9mmピッチ(ブラザー トピカル9 KH-270 )
糸番手:1/1.7(極太)×1本 ウール100%
出来上がり寸法:幅11.5cm×長さ22cm
重量:片方 約29g
準備するもの
捨て糸
抜き糸
地糸
作り方
設計

- サンプルを参考に作りたいサイズを考える。
- 糸を決めてゲージを測る。>ゲージの取り方はこちら
- 編み幅、編む段数を決める
ミシンで縫製する場合は縫い代分を込みで設計する。
サンプルの目数段数(9mmピッチ)
編み目ダイヤル:6
長い方
14目118段
編み目ダイヤル3で6段
編み目ダイヤル6で106段
編み目ダイヤル3で6段
短い方
14目50段
編み目ダイヤル6で44段
編み目ダイヤル3で6段
編む
- 長い方から捨て編み・抜き糸を付けて編み始める
- つま先を絞るので最初数段半分くらいの度目で編む(1cm程度)
- ダイヤルを戻して平編みを編む
- 編み終わりも編み始めと同じ段数半分位の度目で編む。
- 捨て編みをして編み機から下ろす
- アイロンを当てる
- 編み地の半分のところから両側4.5cmのところに印をつける
- 印を付けた部分の半目を拾って針に載せる。>別の編み地を使った編み出し方を参考にする

- 1段目は手でループを引き抜く

- 2段目から平編みを編み、編み終わりは長い方と同様の度目・段数でつま先部分を編む
- 捨て編みを付けて編み機から下ろす
仕上げ

↑これはミシン縫製するので先に伏せ目をしている状態
- 短い方にアイロンを掛ける。
- ミシン縫製の場合はつま先の目止めをしておく>目の止め方 >ミシン縫製の仕方
- 上の図の様に重ねてまち針やしつけ糸で止めておく。
- (左右で重ね方が逆になるので注意する)
- 手縫いの場合はつま先を3枚重ねて目を止める。>目の止め方
- 横のラインを縫う
- 糸始末をして表に返して出来上がり


↑巻かがり縫いだと縫い代が少なくてごろつきません。(わざと違う色で縫っています。本体と同じ糸を使ってください)
※脱げ易い場合は、反対側に巻き込んで縫う長さを7cmより長くしてみてください。
特に細いピッチで作る場合は、ガーター編みやかのこ編みなどをして編み地を厚くする方がいいです。
